汗は気持ち悪い?
2023.07.16
暑い時期にはどうしても汗はでてきますよね。
汗をかきたくないという理由で水分を控えたり、部屋を涼しくして汗をかかないようにしたりはしていませんか?
実は汗をかくこは生きるためにはかなり重要なんです。
それはどういったことなのでしょうか?
まず始めに、皆さんはなぜ汗をかいていると思いますか?
体温が上がるから汗をかいていると考えられていますよね。
それは・・・正解です。
では何故体温が上がることで生き物は汗をかかないといけないのでしょうか?
これは体の状態を一定に保つために必要だからです。
私達の体を構成しているはひとつとしてタンパク質が挙げられます。
人のタンパク質はだいたい43度辺りから変性するといわれています。
人の体温が平均36~37度ですので、それ以上の体温にならないように体温を維持しようとします。汗をかくことは体温が上がりすぎないように調整している機能のひとつなんです。
風邪をひいて熱が出てしまい、氷などで冷やすのもタンパク質の変性や破壊を防ぐためでもあります。
次にいわれているのが汗をかくと毛穴など皮膚の汚れがとれやすくなります。
皮膚は毛穴など極小の孔が無数あり、皮膚呼吸や放熱を行っています。
汗をかくことが少なくなるとこの孔が汚れで塞がってしまい、皮膚呼吸や放熱が出来なくなります。
そうすると組織の作りかわりがしっかりと行われず、古い組織が最悪の場合は毒になって体に負の症状を引き起こしやすくします。
汗に関してこんな話があります。
よく汗をかいていて、汗の処理もしっかりできている人は汗をかいていてもあまり匂わないと言われています。
普段汗をかきにくい人は、汗をかいた時に皮脂の汚れも混ざり少し匂いがある汗をかきやすいです。
余談ですが、お風呂で体を強く洗う人も必要以上に肌を傷つけてしまうと組織が死んでしまいます。その死んだ組織が異臭を放つ危険性があるので注意です。
また、浴槽に浸かれる場合はシャワーだけよりも皮脂の汚れをしっかりと落とせるので健康に良いですよ。
汗をかくことで古いエネルギーを使い、新しい栄養を取り入れようともします。
実際、体が疲労しているときに汗をかくことが多いと思います。
これは体に必要な栄養を取り込んだものの残留物を尿や便のみではなく汗としても体外に排出するために汗をだしています。
汗はリンパ菅を通っている水分の一部が体外に排出されたものです。
しっかりと排出されなければ新しいものを取り込む余裕がないので体が作り変わらなくなってしまいます。
ここで皆さんにお伝えしたいことは、汗をかきたくないので水分摂取を控えているということです、これは少し違います。
確かに汗をかくことは気持ちいいものではないと思いますが、かかないことのデメリットの方が多いです。
また、水分摂取して新しく取り入れたものがすぐに汗になるわけではないです。
先程は述べていませんでしたが、水分摂取することでも体温調整になります。
夏の場合は水分摂取で下がった体温が外気温でまた上げられてしまうので汗を再びかいてしまうのです。
ですので、汗をかきたくないので水分摂取を控えるのではなく、かいてしまってからの対処方をしっかりと行う方が結果的に健康にも良いので、変なお伝えですが皆さんしっかりと汗をかいていきましょう🎵
腰椎椎間板ヘルニア
2023.07.14
椎間板ヘルニアには急性型と慢性型があります。
急性型は、重たい荷物を急に持ち上げたときや、くしゃみをしたときに起こるものです。
痛みが激しく歩くこともできなくなる場合もありますが、次第に症状は軽くなります。しかし、そのまま放っておくと、さらに椎間板から髄核が押し出されて、神経を圧迫してしまうため、慢性的な痛みへと移行します。
腰椎椎間板ヘルニアの初期症状として挙げられるのが腰痛です。
重い物を持ち上げた時に、翌日から発症するケースがよく見られます。
その後、お尻から脚にかけて痛みが拡大します。また、下肢にしびれを伴うこともあります。
腰痛(ギックリ腰)と椎間板ヘルニアの違いについては、
ギックリ腰は、腰の筋肉に急に負荷がかかった時に起こる関節の捻挫、筋肉・筋幕・腰椎の損傷のことをいいます。
ヘルニアは、椎間板に圧がかかることにより、椎間板の核が飛びだしてしまったものをいいます。
高齢者よりも20代〜40代にかけての比較的若い男性に多いです。
ヘルニアを発症してから3日間は絶対安静で、その間は炎症している患部を冷やしてください。
※やってはいけないこと
・ラグビー、アメリカンフットボール、レスリング、柔道などのコンタクトスポーツをする
・猫背や姿勢の悪い座り方になる
・頸に負担がかかる動作をしてしまう
・長期間の安静
・前傾姿勢で物を持つ
・喫煙をする
この症状があったらヘルニアかも?
・腹痛があるか
・下肢に痛みや痺れがあるか
・寝返りがつらい
・長い時間歩くと足に痺れや痛みが出る
・前屈みに洗顔、歯磨きの姿勢
・臀部、股関節に痛みがある
・最近こむら返りが増えた
・排尿がしづらいときがある
・つま先立ちができない
ウォーキング、ストレッチ、スイミングなどはヘルニアにいい運動です。
継続することにより、筋力をつけ、血液の循環も良くなり椎間板への負荷が軽減します。
腰を曲げると太股やふくらはぎにしびれるような痛みが走る坐骨神経痛が起き、腰が前に曲がりにくくなったり、腰や背中がひどく凝ることがあります。
腰が痛い時の寝方として
・腰への負担を少なくするために、固いマットレスか布団で寝る
・仰向けの場合には足下にクッションなどを敷いて足の位置を高くする
・横向きの場合には膝を曲げて寝る
半月板損傷ってなに?
2023.06.18
・寝起きで立ち上がる時に痛む
・しばらく座っていて動き始める時に痛む
・階段の上り下りで特に下りが痛む
・歩く時に膝が横に揺れる
などの症状がある人いませんか?
そういった症状の原因は「半月板損傷」かもしれません。
半月板損傷はスポーツなどで体重がかかった状態で膝を捻ったり、強い衝撃が加わったりすることが原因となることが多いです。
例えば急なターンやストップなどからくるものだと言われています。
バスケットボール、バレーボール、体操、サッカー、テニス、野球、スキーなどのコンタクトスポーツや外傷が起こるスポーツで発生頻度が高いです。
また、半月板は加齢によって劣化し、傷つきやすくなります。
膝に痛みが出た際に避けておいたほうがいいのは、
・膝を深く曲げる動作
・直接床に座る
・和式トイレを使用する
などです。
居間や仕事場など長時間過ごす場所では椅子やソファーを使用したり、トイレの便座を洋式に変えるなどの対応が望ましいです。
膝に痛みが出た際に鍛えておいたほうがいいのは「大腿四頭筋」です。
大腿四頭筋を鍛えることで膝の支えがよくなり、軟骨がすり減って安定が悪くなった膝を安定させる作用が期待できます。
膝を伸ばした状態で、上に持ち上げる、横に持ち上げる、内側に挟む、といった3つの方向へ力を入れて筋肉を鍛えます。
そしてもう一つが「ハムストリングス」です。
太ももの裏側の筋肉で膝を曲げる時に使用する筋肉です。
膝の痛みに優しい寝方は仰向けで寝ることです。
中には、仰向けで寝ようと膝を伸ばした際に痛みが出る場合があります。
そうした時に膝下にクッションを挟んで寝るのが効果的です。
多く質問があるのは「膝が痛い時冷やしていいのか?」
と、
関節は冷やさない!
関節を冷やすと、周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、血行が悪くなったりすることで、筋肉疲労が起こってしまいます。
なので関節は冷やさずに、温めましょう。
膝の負担を軽減する歩き方のコツとしては、
背筋を伸ばし、軽くお腹を引き締めて歩く。
あごを引き、視線は5〜6m先に落とす。
歩幅は、足を着地する時に膝が軽く曲がる程度にとる。
かかとから着地して、次に親指の付け根に体重を移動し、つま先で大地を蹴る
飲み物って気にする?
2023.06.11
暑い日にはよく冷えたジュースやお酒が美味しいですよね。
氷がいっぱい入った飲み物もいいですが、氷を入れると後々で溶けてしまい味が薄くなってしまうので、味が薄まらないためにも冷蔵庫などでしっかり冷やしている方が良いと言う人も多いのではないでしょうか?
ここで質問ですが、皆さんは何か飲まれるときにその飲み物の成分を気にして飲まれているでしょうか?
原材料は調べられるかもしれないですが、砂糖やナトリウムといった含有量は考えられているでしょうか?
実は普段何気なく飲んでいるものにはかなりの砂糖が含まれているかもしれません。
以外と知らないことも多いので少し説明できたらと思います。
まずは味覚について少しお話します。
味覚には甘味・酸味・辛味・・・と挙げだすとかなりあります。
細かく説明しない理由は味覚の種類は諸説あり、人によっても様々で異なると言われているからです。
じゃあ何故、味覚について説明するかというと、温度や体調、環境によって、同じ成分含有量であってもその時々の感じ方は異なってしまうからなんです。
この中でも見落としがちなのが温度です。
食べ物や飲み物が冷たい・熱いと違った場合に甘味や辛味の味覚感度は異なります。
食べ物が温かい時には辛く感じていたものが内容量は変わらないにもかかわらずに冷めていたり・冷やしたりすると辛味がマシになったりします。
これは食べ物や飲み物を味わうときには味覚のみならず、嗅覚・触覚・痛覚・視覚の他の五感も作用しているからではないかと考えられているそうです。
実際に私自身が実験し、統計をとって実証したわけではないですので、「これ」といった回答が出来ずに煮え切らない答え方で失礼します。
ただ、いわれてみると辛い食べ物を食べた時に「痛い」と痛覚で表す人をよくみかけますのでそうなんだろうなぁと納得してしまいます。
また、それぞれ個人の味覚感度は異なりますので、自身では薄味と思っていても、実は食べている物の糖分や塩分が多かったということはざらにあります。
今回、タイトルで飲み物の方に焦点を当てたのには理由があります。
多くの人が食べ物に関しての場合にはカロリーや内容物、糖分や塩分を気にして外食や食材選びをされているのではないでしょうか?
しかし、飲み物では食べ物に比べ、気にはしていても見落としがちになっていることが多いみたいです。
これは実際にあった話です。
缶コーヒーをよく飲まれている人が糖分を気にされており、ブラックでは飲めないので微糖のコーヒーにしているとのことでした。
ここで気にしなければいけないのは、微糖と書いてあってもそれはあくまで1本であっての微糖だということです。
たとえ微糖でも数をたくさん飲めば体に摂取される量は多くなるということです。
この他にも飲み物で気にしないといけないことはまだあります。
それは咀嚼(口にいれたものを噛んですりつぶすこと)をしないということです。
咀嚼することで口腔内や胃など消化器官での消化・吸収に作用するホルモンの分泌が活発化されます。そのため、飲み物の場合ではそれらのホルモンの分泌がしっかりとされていないことが多くなります。
他にも、カロリーは低いから大丈夫と思われるかもしれませんが、意外と糖分が多いということもあります。
様々な栄養素は消費できなくなると体に溜まっていきます。そうすると内臓機能が正常に働かずに最悪の場合は病気を発症してしまうかもしれません。
途中にもお伝えしたように食べ物を意識している人は多いですが、飲み物は結構見落としがちです。
細かく確認しろとは言わないですが、気にしてみるのもありではないでしょうか?
がむしゃらになっていませんか?
2023.04.07
月見山駅からすぐのにこり整体整骨院です。
皆さんは定期的な運動はできていますか?
運動したいけど何が自分に向いているかわからないですよね。
そうこうしていたら運動を始めるきっかけを失い、結局出来ずじまいの人もいるのではないでしょうか?
皆さんの中には私は定期的に運動していますというかたもいらっしゃるかと思います。
ただ、果たしてその運動は適切な程度で行えていますか?
運動をしないことは体にとって悪影響になりやすいのはもちろんですが、だからといってやり過ぎもよくありません。
他にも、運動をする目的や理由もなしになんとなくしているのもよくありません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まずはじめに大事になってくるのが、運動をする目的があるかどうかです。
目的といっても大層なものではありません。
ただ、痩せたい・運動不足だからするといった単純に思われるかもしれない目的でも十分です。
そういった目的を持つことで、ただ運動するだけよりも体の細胞がその目的に向かい体を変化していくので目的意識をしっかりもっておくことは重要になります。
なぜこのようなお話をしようと考えたかというと、整体院に通っていただくにあたり、なんとなく通っているのであったり、ただ先生から言われたから来てるといったことをよく耳にするからなんです。
今、自身の体がどの状態にあり、どのようにしていかないと目標となる状態までどうしないといけないのかを自分自身が理解・納得していかないと施術を受けてもらう効果は落ちてしまいます。
例えば、肩が動きにくいとします。肩の状態を日常生活で困らないようにしたいという目標を持っているとしましょう。
もしこのときに担当する先生がろくに話も聞かずに「わかりました。」と言って肩をほぐしたり動かしたりしたら皆さんはどう思うでしょうか?
「流石、先生だからすぐに原因がわかって治療してくれるのだなぁ」と安心出来るでしょうか?
正直、私が患者であれば「何をされるのだろう。怖いなぁ」と考えるでしょう。
そのような考え方を持っていた場合、体は警戒し、攻撃されないように防御しようとして力が入ってしまいます。
すると、施術に対しても力を入れて抵抗してしまうので施術自体の効果は落ちるでしょう。
先に述べていた目的がないというのとは異なるかもしれないですが、治療家と受け手側の治療の方向性が異なっている場合、言葉では同じように感じても、実際には内容が異なってしまうと目的がないことと同じになってしまいます。
逆に、先生が誰が・いつ・なにが・どこで・どのようにして・なぜ(この質問は5W1Hといって相手の状況理解をするための質問になります。それぞれの英語にした時の頭文字をとっています。)を伺ってくれたらどうでしょう?
その上で患者自身に起こっている状況を少しでも理解してくれて、さらにはこの先どうしていけば良いかを先生側が提示したとします。
そうすれば、患者様側に治療を受ける目的ができますし、何をされているのかも理解できます。
施術の内容も「自分が治るためには必要」だと納得できた状態になるので、施術に対しての抵抗はほとんどなくなり、治療の効果も高まります。
今回は治療の場面を挙げて説明しましたが、これは日常のあらゆる場面でも当てはまります。
喉が乾いたり・飲みたいと感じてもいないのに飲み物は飲みたくないですよね(笑)。
求めてもいないことに対しては体は防御するために抵抗しますので最悪の場合は今ある症状)状況の悪化を招きます。
運動に話を戻すと、目的がない場合では怪我をするリスクを高めることにもなります。
恥ずかしながら、私も学生時代に体育の準備運動が面倒でしたので手を抜いていました。
今考えると「怪我をしないため・今からやることが満足にできる状態をつくる」と目的をもっていれば真面目に取り組んでいたと思います。
ただ当時は、体育の流れの一貫としか考えていなかったので目的もなかったです。
このときには怪我はしなかったですが、集中力も欠いている状態ですので怪我のリスクは高かったでしょう。
患者さんに話を聞いたなかでもとりあえず走ってみたらギックリ腰になったとか、体を動かそうとストレッチしてみたら体を痛めたとかそんな話を耳にします。
これもなぜやるのか、どんなものが自分に合っているのかを把握しておくだけで危険リスクは減らせます。
いろいろ話しましたが、なんとなく行動してしまうことは日常で多いと思います。
なんとなく行動することが決して悪いことではなく、行動してから目的を定めても大丈夫です。
注意しないといけないのは自分の意志がないままに流されてしまうということです。
なんとなく啓発本のような言葉になってしまいました(笑)。
何が言いたいかというと意思を持つことが大事だということです。
当院は患者さんの状態を聞いて今後の流れの提案をさせていただき、ひとりひとりに合わせた対応をさせていただきます。
体力も大事?
2023.01.20
新年を迎えましたが、コロナもあり、いろいろな対策がまだまだ大変ですね。
免疫力を高めるためにも適度な運動や規則正しい生活、滋養強壮に良い食事をとってバテないようといろいろあり、私はどうしたらいいんだろうとお考えではないでしょうか?
タイトルでも体力と挙げていますが、皆さんは食事を摂れば体力がつくと思いますか?
ほとんどの人がつかないとご存じなのではないでしょうかと思います。
では、どうすれば体力がつけることかできるのでしょうか?
まず、体力を成長するために必要なことは身体が限界を覚えることが大事なのです。
なぜ限界を覚えないといけないかというと、体が回復する際に限界を感じていると次はそうならないようにしようとして強化して回復されるという性質があるからなんです。
世間的に有名になってきているのは、筋トレ後の筋肉が超回復という現象で強くなることだと思いますが、体のほとんどが同じ原理で強くなります。
ちなみに、皮膚の一部が硬くなるのもそこが傷つかないように強化された結果です。
体はあらゆる環境下に適応する力があるので、その場面に合わせようとします。
では、滋養強壮に良い食事を摂っても体力がつかないのはなぜなのでしょうか?
それは、環境が整っていない状態であれば、体にとって不必要な栄養が入ってきたと認識され、食事を摂った時の栄養が体で吸収されずほとんどそのまま排出されてしまうからなんです。そうならないようにするためにも運動が必要になってきます。
運動をすることで現在蓄えている栄養を消費することが必要となってきます。
体に貯蔵されている栄養がなくなると体は栄養を求めだします。その時に新鮮な栄養を取り入れ、以前よりも強い身体に作り変わっていきます。
それを繰り返すことによって徐々に体は強くなり環境変化に適応していきます。
ここで大事なのは、貯蔵されている栄養を消費するということです。
この栄養を使わないと新しい栄養が体に接種できないことと体自身が強化しようとしないことが起こってしまいます。
何はともあれ、体力作りには汗をかいたり、トイレにいったりとまず体内の老廃物を排出することが一番です。
そのあと、貯蔵されている栄養を使用して体が新たな栄養を欲する状態をつくる。このときに必要以上の栄養をとってしまうとただ肥えてしまうので注意が必要です。
他にも、リズムのよい生活を送ることも大事になってきます。
毎日の生活リズムが乱れていると体の構成もしっかりと行われず、より疲れやすい体になりやすいです。
当然、睡眠も必要不可欠です。
凄く当たり前のようなことを述べましたがこれがかなり難しく、出来ない人がほとんどです。
私自身もできているとは言えません。
しかし、これができれば四季の変化のみならず日々の体調管理も大丈夫でしょう。
私も含めて、皆さんが少しずつでも改善していき、より良い生活が送れればと思います。
安らぐことはありますか?
2022.10.31
月見山駅からすぐのにこり整体整骨院です。
皆さんはどんな時に安らぎを感じますか?
例えば、映画を見に行った後に感じる人もいますよね。
それは映画を見た達成感と充足感があり、その後に「ふぅー」っていう感覚になるので安らいでいる感じがするのではないでしょうか?
安らぎは精神的に余裕が出来た時に感じるかと思います。
「安らぎ」という言葉を調べると穏やかなゆったりした気分のことと書いてあります。
では、安らぐと何が良いのかを述べずに話をしてもよくわからないですよね。
今回は安らぐことについて少し述べていこうかと思います。
皆さんは何か自身に対して良いことをしようと考えた時、また、行動した時にその時の感情のことまで考えているでしょうか?
極端な例を挙げますが癒されたい時に嫌な感情にはなりたくないですよね。
人が何か行動する際には何かしらの感情が伴っていないと最大限に効果は出ないんです。
何が言いたいのかというと、患者様が整体院で治療を受けるときには体に対して良いことをしようと考えられているのではないでしょうか?
その考えている場合であれば、辛いところを触られて痛がる・苦しがることはあるかもしれませんが、後に徐々に楽になるので次第にその体の変化を楽しむ・喜ばれているのではないでしょうか?
実際、楽しいなど善の感情がある方が効果がでます。
言葉では簡単に言っていますが、実際に痛み・辛さなどマイナス影響があるときに善(プラス)の感情を考えるのは難しいですよね。
整体をしている身で少しおこがましいですが、整体であれば担当した先生が良い感情を引き出せるように導けるのかが大事になり、それが担当した先生の腕の見せ所ではないでしょうか(笑)
整体を例に少し説明しましたが、これは日常のどんな場面でもいえることなんです。
そういった場合での感情のコントロールが重要であり、そのためにも安らぐことが必要となります。
安らげるという状態は精神的に余裕ができていることになっていると思います。
余裕がない場合では、視野や考え方、行動などいろいろなものが短絡化し、消極的になり行動の自由性がなくなります。
今の自身の状態を脱却したいと考えていても、気持ちの余裕がないので選択肢がなくなり、いつまでも脱却できず、ひどくなればいつまでも行動できない状態に陥ります。
最悪の状態であれば、自身では解決が難しいので、他者の力添えが必要です。
悪い考えの方に話が進んでしまいましたが、考えようによっては良い考えを高めることもできます。
そのためにもレジャー・嗜好品・環境など何でもいいので自身が切り替えれるポイントを作っていただくのが大事です。
例えば、休日に何もせずだらだら寝て過ごすとします。
その場合に起こりえるのが、ただ、しんどさを中心に考えて過ごしてしまい、休日があけて仕事に行くときにスッキリしないままになってしまうことです。
これは体自体は休めているのですが、気力自体は変わらないことが多いのでスッキリしないままになってしまいます。
逆にレジャーが趣味で休日にアスレチックパークやキャンプをして過ごしたとします。
体自体は動いているけど、気持ちは普段の生活からの解放感や楽しめているという充実感に満たされていきます。
その後、仕事に行ったとしても、気持ちが和らいでいるので先日とは切り替えて仕事に挑むことができます。
いろいろ述べましたがまとめると、安らぎは気力の回復に必要だということになります。
肉体的にはいくら元気でも、そこに気持ちが伴わないと望んだ結果を得られることはないでしょう。
また、自身も疲れがとれていると感じなくなるので下手をすれば、より体を疲れさせるかもしれません。
自身の行動や今後の生活の質を上げるうえでもなにかしらの安らぎを得れるものを見つけることは大事ではないでしょうか?