・寝起きで立ち上がる時に痛む
・しばらく座っていて動き始める時に痛む
・階段の上り下りで特に下りが痛む
・歩く時に膝が横に揺れる
などの症状がある人いませんか?
そういった症状の原因は「半月板損傷」かもしれません。
半月板損傷はスポーツなどで体重がかかった状態で膝を捻ったり、強い衝撃が加わったりすることが原因となることが多いです。
例えば急なターンやストップなどからくるものだと言われています。
バスケットボール、バレーボール、体操、サッカー、テニス、野球、スキーなどのコンタクトスポーツや外傷が起こるスポーツで発生頻度が高いです。
また、半月板は加齢によって劣化し、傷つきやすくなります。
膝に痛みが出た際に避けておいたほうがいいのは、
・膝を深く曲げる動作
・直接床に座る
・和式トイレを使用する
などです。
居間や仕事場など長時間過ごす場所では椅子やソファーを使用したり、トイレの便座を洋式に変えるなどの対応が望ましいです。
膝に痛みが出た際に鍛えておいたほうがいいのは「大腿四頭筋」です。
大腿四頭筋を鍛えることで膝の支えがよくなり、軟骨がすり減って安定が悪くなった膝を安定させる作用が期待できます。
膝を伸ばした状態で、上に持ち上げる、横に持ち上げる、内側に挟む、といった3つの方向へ力を入れて筋肉を鍛えます。
そしてもう一つが「ハムストリングス」です。
太ももの裏側の筋肉で膝を曲げる時に使用する筋肉です。
膝の痛みに優しい寝方は仰向けで寝ることです。
中には、仰向けで寝ようと膝を伸ばした際に痛みが出る場合があります。
そうした時に膝下にクッションを挟んで寝るのが効果的です。
多く質問があるのは「膝が痛い時冷やしていいのか?」
と、
関節は冷やさない!
関節を冷やすと、周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、血行が悪くなったりすることで、筋肉疲労が起こってしまいます。
なので関節は冷やさずに、温めましょう。
膝の負担を軽減する歩き方のコツとしては、
背筋を伸ばし、軽くお腹を引き締めて歩く。
あごを引き、視線は5〜6m先に落とす。
歩幅は、足を着地する時に膝が軽く曲がる程度にとる。
かかとから着地して、次に親指の付け根に体重を移動し、つま先で大地を蹴る