暑い日にはよく冷えたジュースやお酒が美味しいですよね。
氷がいっぱい入った飲み物もいいですが、氷を入れると後々で溶けてしまい味が薄くなってしまうので、味が薄まらないためにも冷蔵庫などでしっかり冷やしている方が良いと言う人も多いのではないでしょうか?
ここで質問ですが、皆さんは何か飲まれるときにその飲み物の成分を気にして飲まれているでしょうか?
原材料は調べられるかもしれないですが、砂糖やナトリウムといった含有量は考えられているでしょうか?
実は普段何気なく飲んでいるものにはかなりの砂糖が含まれているかもしれません。
以外と知らないことも多いので少し説明できたらと思います。
まずは味覚について少しお話します。
味覚には甘味・酸味・辛味・・・と挙げだすとかなりあります。
細かく説明しない理由は味覚の種類は諸説あり、人によっても様々で異なると言われているからです。
じゃあ何故、味覚について説明するかというと、温度や体調、環境によって、同じ成分含有量であってもその時々の感じ方は異なってしまうからなんです。
この中でも見落としがちなのが温度です。
食べ物や飲み物が冷たい・熱いと違った場合に甘味や辛味の味覚感度は異なります。
食べ物が温かい時には辛く感じていたものが内容量は変わらないにもかかわらずに冷めていたり・冷やしたりすると辛味がマシになったりします。
これは食べ物や飲み物を味わうときには味覚のみならず、嗅覚・触覚・痛覚・視覚の他の五感も作用しているからではないかと考えられているそうです。
実際に私自身が実験し、統計をとって実証したわけではないですので、「これ」といった回答が出来ずに煮え切らない答え方で失礼します。
ただ、いわれてみると辛い食べ物を食べた時に「痛い」と痛覚で表す人をよくみかけますのでそうなんだろうなぁと納得してしまいます。
また、それぞれ個人の味覚感度は異なりますので、自身では薄味と思っていても、実は食べている物の糖分や塩分が多かったということはざらにあります。
今回、タイトルで飲み物の方に焦点を当てたのには理由があります。
多くの人が食べ物に関しての場合にはカロリーや内容物、糖分や塩分を気にして外食や食材選びをされているのではないでしょうか?
しかし、飲み物では食べ物に比べ、気にはしていても見落としがちになっていることが多いみたいです。
これは実際にあった話です。
缶コーヒーをよく飲まれている人が糖分を気にされており、ブラックでは飲めないので微糖のコーヒーにしているとのことでした。
ここで気にしなければいけないのは、微糖と書いてあってもそれはあくまで1本であっての微糖だということです。
たとえ微糖でも数をたくさん飲めば体に摂取される量は多くなるということです。
この他にも飲み物で気にしないといけないことはまだあります。
それは咀嚼(口にいれたものを噛んですりつぶすこと)をしないということです。
咀嚼することで口腔内や胃など消化器官での消化・吸収に作用するホルモンの分泌が活発化されます。そのため、飲み物の場合ではそれらのホルモンの分泌がしっかりとされていないことが多くなります。
他にも、カロリーは低いから大丈夫と思われるかもしれませんが、意外と糖分が多いということもあります。
様々な栄養素は消費できなくなると体に溜まっていきます。そうすると内臓機能が正常に働かずに最悪の場合は病気を発症してしまうかもしれません。
途中にもお伝えしたように食べ物を意識している人は多いですが、飲み物は結構見落としがちです。
細かく確認しろとは言わないですが、気にしてみるのもありではないでしょうか?