賞味期限、消費期限？

賞味期限、意識していますか?
食品は、口から体内に入れるもの。
品質が劣化した物を食べることは多大なリスクが伴います。
食品の生産者や販売者は、商品を安全においしく食べられるよう留意しなければなりません。
私達が購入する食品類には、賞味期限または消費期限の記載がされています。
賞味期限と消費期限の違い、ご存知ですか?
賞味期限
品質劣化が比較的遅い食品に記載されています。包装未開封状態で、指定された保存方法で保存されていた場合において、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」を示しています。
消費期限
生鮮食品や細菌の働きによって変質しやすい生の加工食品など、おおむね５日以内に急速な品質の低下が認められる食料品に記載されています。
こちらは「安全に食べられる期限」を示しています。

では栄養補給に手軽に活用できるサプリメントは、広い意味では一般食品に分類されますが、表示されるのはどちらでしょうか？
サプリメントは品質劣化が比較的遅い食品（商品によるが２～３年の期限の保存が可能）のため「賞味期限」が表示されています。
賞味期限は消費期限ほどの厳格さを伴わず、昨今はフードロスの観点などからも、「賞味期限を少しでも過ぎたら直ちに食べられなくなるわけではない」という解釈が主流ですが、
リスクにも留意して食べましょう。