五十肩になったらどうする?
五十肩(肩関節周囲炎)は、多くの人が経験する可能性のある痛みや不快感を伴う状態です。
特に、肩関節の動きが制限されることで、日常生活に大きな影響を及ぼします。
強い痛みのある五十肩に関しては早期に治療を始めることが大切です。
治療せずに長時間放置してしまうと、症状が長引いたり後遺症が残ったりすることもあります。
私も最近、五十肩を経験しました。
五十肩に実際になり、その痛みと向き合うことで様々なことを学びました。
このブログでは、五十肩の原因や症状、そして私が試した効果的な対処法についてお話します。
対処法
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節や周囲の組織に炎症が起きることで痛みや動きが制限される状態です。
6つの対処法をご紹介します。
①安静:痛みが強い時期は、肩を休めることが大切です。無理に動かさないようにしましょう。
②冷却:初期の痛みに対してはアイスパックなどを使って冷やします。冷やすことにより炎症が軽減することがあります。
③温熱療法:痛みが和らいできたらお風呂などで温めると血行がよくなり、回復を助けます。
④ストレッチとリハビリ:痛みが軽減したら、徐々に肩の可動域を広げるためのストレッチやリハビリを行います。
⑤薬物療法:疼痛剤や筋弛緩剤を使用して、痛みや炎症を軽減します。
⑥注射療法:鍼やお灸を利用して痛みの緩和を行います。
⑦手術:重度の症状やほかの治療法が効果を示さない場合、手術を考慮することもあります。
⑤⑥⑦に関しては、避けたいという方が多くいらっしゃいます。
手術や薬は嫌だという方には
⑧肩関節周辺をほぐすマッサージや鍼灸治療、姿勢改善をお勧めします。
また、炎症を抑えるためには栄養管理も必要になります。抗炎症作用のあるナッツや果物、野菜などを積極的に摂取しましょう。
鍼灸で改善!鍼灸治療のメリットを探る
五十肩(肩関節周囲炎)は、鍼灸治療が効果的とされています。
鍼灸治療では、肩関節周囲のツボや反応点に鍼を行う事で、痛みの軽減や可動域の改善を図ります。
また、血流を良くすることで、肩周りの筋肉の効果を防ぐ効果も期待できます。
鍼やお灸の刺激は脳や神経に働きかけ、痛みを抑制する事が知られています。
特に、痛みが強い場合には、鍼治療によって早期に疼痛を緩和することができます。
治療の具体的な方法としては、痛みの強い部位や頸部、上肢付近に鍼を行い、微電流を流したり、お灸を併用して血行を促進します。
(肩周りの五十肩に効果があるツボにお灸をしている様子)
(五十肩に関連するツボにお灸をしている様子)
※治療には通常2か月から4か月の時間がかかり、患者様はその期間を理解して治療を継続することが重要です。
五十肩の鍼灸治療
五十肩の鍼灸治療はWHO(世界保健機構)に適応疾患として定義されています。
五十肩に対する治療の目的は、第一に頸部や上肢付近の痛みやツボに鍼を行ったり微電流やお灸を行い痛みの緩和以外に血行を良くしたり、老廃物を取り除く事で筋肉や骨に栄養がいき渡るように促していきます。
五十肩の進行状況によって施術は変わってきます。
急性期;炎症が強く出ているため、炎症を早く抑えるような鍼灸治療を用いて炎症を早く抑える施術をしていく必要があります。
この時期では運動療法などの可動域を広げる施術は行わずに安静を保つ事が重要です。
五十肩での一番重要な時期は、急性期から拘縮期に変わる移行期です。
移行期;この時期は何をしていなくても激痛が走るようなことがだんだんどおさまってくる時期です。
痛みも、限局された痛みからぼんやりとした痛みや動かすと痛みが出るという状態になります。
この時期に肩関節が痛いからと言ってあまり安静を保ちすぎると肩関節は固まって固定されてしまうので、その後も可動域範囲を正常に戻すことが難しくなってしまいます。
この時期に痛みの管理と肩関節を拘縮させない運動療法を行っていくことで回復する程度とスピードは格段と上がります。
うまく拘縮期を乗り越えて回復期に入ると今まで動かせていない部分の筋肉は筋肉低下を起こしてしまっているので、筋肉をつけていくことが重要になります。
当院では、筋力低下を起こしている所に対しては筋トレ指導を行っております。
「一人ではなかなか続けられない。」という方、ご安心ください。一緒にトレーニングを行うことができます。
また、回復期に入ると今まで肩の痛みで気にならなかった肩甲骨周辺の痛みや張りが気になり始めることが多いです。
それらも取り除いて肩甲骨がスムーズに動き肩関節への負担が軽減されます。ですので積極的に施術を行います。
五十肩は五臓六腑の「肝」「腎」「脾」に深く関係しています。
肝・腎・脾に関係するツボを用いて肝血や腎気を補い、脾の作用不足を正常に戻すように促していきます。
これにはまだまだ続きがあります。
五十肩に対する鍼灸治療のアプローチだけみてもかなり奥が深いですよね(^^)/
WHO(世界保健機構)に適応疾患として定義されているのも納得です。
次回のブログ予告:「五十肩と五臓六腑:体のバランスを整える方法」
次回のブログでは、五十肩を理解し五十肩と五臓六腑はどんな関係があるのか等をお話します。
季節の変わり目はさまざまな不調をきたしやすくなるので、しっかりと予防していきましょう(^^)/
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