朝風呂はなぜ良いのか?
入浴（湯船に浸かること）の役割は
汚れを落とすことだけではありません。
１日２回・朝と夜。体を温めて体温を調整し、自律神経も整えてくれます。
体温は、朝が最も下がっています。
朝風呂は元気で健康な１日を始めるための、朝の目覚めスイッチを入れてくれます。
そして夜風呂には熟睡スイッチの役目があります。
１日２回のお風呂パワー、
是非習慣として取り入れてみて下さい！
自律神経の切り替えをする力・
「トータルパワー」は加齢で減少する!
※トータルパワー（ＴＰ）
…自律神経機能全体の働きを示す指標
自律神経機能の活動は、１０代を基準とすると経の活動は、５０代男性は３分の１以下、女性は４分の１以下にまで減少する。自律神経自体を鍛える方法はないため、お風呂など外からの力を借りることが大切となる。
朝夜・１日２回のお風呂で自律神経のスイッチオン！
朝風呂
湯の温度は高めでもＯＫ（４０℃～４１℃）５～１０分
起床直後は最も体温や血圧が低い時間帯。
熱めのお湯によって交感神経を刺激し、
活動開始に向けて、シャキッと好スタートを切ることができる。
夜風呂
湯の温度はぬるめ（３８℃～３９℃）１０～２０分
１日活動して疲れた体をほぐし、
付着した汚れや、汗、雑菌、ウィルスを落とす。
深部体温までしっかり上がるよう、ぬるめのお湯に長めの半身浴で浸かることが重要。
上がった体温が下がる力を利用して眠りに就こう。
「注意」
・寒い脱衣所や浴室から急に熱いお湯に入る際はヒートショックに十分に注意すること。
・朝風呂、夜風呂共に水分補給（できれば冷えていない、常温～温かい水）をしてから入ろう。
すでに足りなくなっている体内の水分を補い、また入浴中から入浴後の発汗にも備えることができる。