首痛みについて。
最近,増えて来ている首の痛みについてお話しします。
朝起きて寝違えて後ろを振り向けない、首だけでなく、腕や頭まで痛いなど誰しも一度は経験されているのではないでしょうか?
首の痛みはさまざまなパターンがあります。
横を見れない。
上に向けない。
下を向けない。
首が回らない。
首を傾けた時に手にしびれがくる。
首を動かすと頭に響く。
などなど。
どの症状もとてもツライですよね。
ではこの痛みの原因は何でしょうか?
首が硬く、動きが悪くなる要因は何でしょうか??
何気無く生活をしている中で最も注意がなく普通だと思い過ごされている身体の使い方(生活習慣)による当たり前の行動の中に要因が隠れています。
①長時間取られている姿勢
現代社会的に絶対必需品になってしまっている。スマホ📱(携帯電話)会社や家でも使われている・パソコン🖥使用されている方は多いと思います。
スマホは胸より下の位置、いわゆる猫背の状態で見られているのをよく見かけます。
パソコン作業でも同様に本来理想的な姿勢とされる位置関係(真っ直ぐな姿勢で目線より下に15°に画面がある状態)での身体の使い方をされている方は少ない様に感じられます。
どちらかというと,頭が少し下向きになり(少しお辞儀をした様な頭の位置)になっていませんか?
その様な格好(姿勢)でいると首への負担が増えるストレートネック(スマホ首)になってしまいます。
ストレートネックって一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。酷くなると眼精疲労など他にも影響が出てきます。
また、寝具(枕)が合わないのも首の動きが悪くなる原因です。
枕の使い方や枕の高さは皆さんどうですか?
枕は高くないと(枕の位置は頭の下)…とか枕があったら寝難いとかってなっていませんか?
その様な方もスマホやパソコンの時と同様にストレートネックを作っていく原因なのです。
そうでないとぐっすりと眠れない→睡眠の質が低下し、疲労やストレスが溜まっていきます。
②髪型(分け目や縛り方)
髪をキツく結んだり、生え際を引っ張って頭皮に負担がかかると肩や首が痛くなります。また、7:3など片方に髪の重みがかかる方も自然と首が傾く姿勢になりがちです。
③食べる時の噛み方(食べ方)
虫歯等で痛みがあるためお食事の時、片方だけで噛んだりしていませんか?また、噛み合わせが悪いと顎の筋肉が固まり、首や肩の筋肉にも影響が出ます。
②③はご自身でも気がつかないうちに首を痛めてしまっている例です。スマホを見たり、睡眠、髪型や食事などどれも毎日欠かさないことです。
ではどうすれば首の痛みを軽減することができるのでしょう?
スマホやパソコンなどは見たり触ったりする時間を連続どのくらいと決めて実行出来れば変化も感じられるか!運動をする事での筋力アップでのリカバーそれを徹底的に出来ますか?
寝る為に寝具を買い替える等を皆さん試されたことだと思いますが,その事だけでは持続しないでお困りな方いませんか?
元々の癖になっている習慣的な事から直しつつ改善させていく為にも身体の歪みの修正が必要不可欠になってきます。
その様な手助けとして当院では痛くなってしまった方達に最終的には正しい姿勢を保って頂く為にも鍼灸治療や超音波治療や電気治療(低周波)などを使用したり,しながら筋肉の硬さを緩め骨格の矯正を行なっています。