交通事故専門ホームページ
こんにちは!
今日は腰痛の原因の一つ
「椎間板ヘルニア」についてご紹介します。
まず椎間板そもそもなんなのか!
椎間板とは椎骨(背骨)の間に存在する円形の繊維軟骨で、含むゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む繊維輪で形成されている、クッションの役割をしているものです。
背骨が地面に対して垂直に立つ時に上から掛かる重力による衝撃を吸収する役割を担っています。
しかしこの椎間板。いつまでもゼラチンがプルプル・ぷにぷにしているわけでは無いのです!
骨の成長が止まり始める頃から徐々に椎間板に含まれる水分がなくなってきて、硬くなってきます。
するとクッション性が欠けて来るので、背骨に対するダメージや可動性が薄れてくるので、腰への負担がかかりやすくなり、身体を支える筋肉の負担も増えてきます。
しかしです!今日お話する椎間板ヘルニアは
このような加齢性の症状とはまた違うのです!
実は椎間板ヘルニアは起こりやすい時期は若年期なのです。
椎間板はクッションの役割をしていると申しましたが、そのクッションがカチカチよりぷにぷにの方が、上から抑えた時に潰れやすいですよね⁇
そう!
椎間板自体が弾力性に富んでいる若年期。
まだ水分が奪われていない時期に、スポーツや過度の運動、または高体重による背骨への負荷が掛かって外へ飛び出るのです。
杵で餅をつくイメージを持って頂けるとわかりやすいと思います。
外へ飛び出る事を「ヘルニア」といい、飛び出る事が問題なのではなく、その飛び出た物が「何に当たるか」が問題なのです。
椎間板ヘルニアは飛び出た椎間板が、脳から身体の各場所の筋肉へ命令を出している「神経」の束が、背骨と背骨の間から血管と共に出ているのですが、その神経と血管を飛び出た椎間板で押さえつけてしまう事により発生する問題なのです。
神経・血管を圧迫して起こる症状の代表例が「しびれ」にありますが、そのほかにも
・くしゃみや咳で電気が走るような痛みが起こる。
・冷水または温水を流されているような違和感
・感覚が薄れる、なくなる。
・下半身や足に力が入らない。
などが挙げられます。
正座して長く座ると足が痺れたりしますよね⁇
あれは膝の裏の血管を締め付けるので、膝から先の血行が悪くなるので痺れるんですね!
椎間板も飛び出る事により、血管と神経を圧迫するので下半身への血流が悪くなり、痺れや力が入らないなどの症状になって行くんですね…
では、若年期に起こったヘルニアが
何故、さも今発症したかの様に症状が出てくるのか⁇
その原因は大きくふたつ!
ひとつ目は身体を支える筋力。
地面に垂直に立っている背骨に対してかかる体重分の重力を持ち上げる力が必要なのですが、
加齢による筋力の低下。疲労による筋肉の柔軟性の欠如により支えきれないストレスが背骨と背骨の間にかかり、ヘルニアの圧迫を強めてしまうケース。
ふたつ目は筋力で支えきれない重力により、背骨の湾曲を強め、断続的に圧迫が続くケース。
こちらは筋力など関係なく起こり続けるので、ずーっと痛むパターンですね。
どちらにせよ、姿勢を保持する筋力、姿勢そのものを変えてあげる事により解決できる問題です。
飛び出た椎間板は取り除くしか除去する方法はありませんが、それには手術が必要で、手術したからと言って、完全に取りきるという保証はありません。
しかもお医者さんがヘルニアと診断しても、すぐに手術を勧めない理由としては、
・痛みを抑えて日常生活に差し支えないようにする
・痛みを抑えた状態でよく眠る事により筋肉を休ませて身体を回復させる
この2つの事を行うために、痛み止めを処方して保存的に症状が出ない状態まで回復させたいんですね。
ですが、痛み止めを服用するタイミングまでは教えてくれない事が多く、大体の方は痛みが起こると困る仕事する時に飲んだりします。
しかし、痛みが起こる時というのは身体に負担を掛けている時ですよね。
痛みを止めたからといって、ヘルニアが出ている事実や、症状が出るほど筋力がない、又は疲労している状態です。
その状態で痛みを感じさせない事が問題で、疲れている状態にムチを打ち筋肉を働かせてるんですね、
症状が強く出る。もう手術を勧められている状態であれば、踏み切るのも1つの手段かもしれません。
しかしそれでも完全に良くなるかはわからない。
手術は極力したくない。
まだ手術を勧められていない。
こういった事であれば一度ご相談に来ていただければ、どの症状がどこまでの改善が期待できるのか。
手術は今後必要なのか。
手術しないで保存的に治し方。
お悩みに全力で向き合います!
椎間板ヘルニアによるつらい症状。
まずは症状の緩和!!
負担の改善!!
是非ともすぐにご相談くださいね!