皆さんこんにちは。最近、血圧を測ることはありますか?本日は高血圧症について話させていただきます。高血圧症は基礎疾患により二次的な高血圧症を二次性高血圧症といい、それ以外を本態性高血圧症といいます。高血圧症の90%がこの本態性の高血圧症です。血圧値の正常は最高血圧(収縮期血圧)が130mmHgかつ最低血圧(拡張期血圧)が85mmHgですが、高血圧の時の血圧値軽度の場合は、収縮期血圧140〜159mmHgで拡張期血圧90〜99mmHgで、中等度の場合は、収縮期血圧160〜179で拡張期血圧100〜109mmHgて、重度の場合は、収縮期血圧180mmHg以上て拡張期血圧110mmHg以上です。目の奥の眼底で血圧を測る方法もあります。血圧測定の時に高血圧になりやすいものをあり、白衣高血圧と言うのがあり、本来は正常血圧にもかかわらす診察室に入り、医療従事者に対する心理的防御反応が影響するものがあります。他にも仮面高血圧と言うものがあり、本来は高血圧にもかかわらず診察室に入ると正常血圧になるものもあります。他には家庭血圧というのがあり、病院という特殊な環境下ではなく、日常生活を送る家庭内での血圧測定を行うことで、上記の白衣高血圧と仮面高血圧や早朝高血圧などの病態把握が可能となる。治療としては、薬物療法としては降圧剤、非薬物療法では、減塩、体重コントロール、アルコール摂取制限、禁煙がすすめられます。