にこり整体整骨院です。
最近はコロナもあり、外出する機会が減っていませんか?
外出するにしても車移動が多くなり、外を歩く機会が減っているのではないでしょうか?
コロナもそうですが近年、移動手段の進化により歩く時間が短くなっていると言われています。
歩くことが減るとどういった影響が考えられるのでしょうか?
今回は、歩行について少しお話させていただきます。
まず初めに、人間は動物の中でも2足歩行をしている珍しい動物になります。
皆さんの知っている陸上の動物はほとんどが4足歩行をしていますよね。
人間に構造が近いとされている猿でも4足歩行をしています。
人間は進化の過程で2足歩行となり体の構造もそれに合わせて進化しました。
ですので、ほかの4足動物とは同じ名称の骨があっても形や数が異なっています。
ざっくりいうと2足歩行に特化した体になっているということです。
そのため、2足歩行をしたときに体が整いやすいとも考えられます。
実際に、人間の骨や内臓は立って歩くときに組織が圧を感じて強く健康に組織が作り替わるようになっています。
このことはあらゆる研究者が研究して文献を挙げているので信憑性は高いです。
昔は、足を骨折した場合は足を吊り上げたほうが足が腫れにくいとされ、心臓よりも高い位置になるように対応されていました。
また、動かすと骨折部分のひっつきが悪い、下手をすれば変形してしまうとされほとんど動かさないようにされていました。
近年では、動かしたり・歩くことにより骨折部位に刺激が入り、古くなった組織の除去・新しい組織の活性化が促進されることが分かり積極的に動かすようにされています。
体を構成するのに必要なカルシウムを効率よく吸収するには、外を歩くことで体に刺激を入れることはもちろん、太陽光の吸収も必要とされています。
太陽光を浴びる事でビタミンDが体内で生成され、カルシウムの吸収を促進します。
皆さんが知らず知らずのうちにさらされているものとしてストレスがありますよね。
ストレスの緩和にも歩行が良いとされているのはご存じでしょうか。
外に出る事で体内の空気を入れ替える事もそうですし、環境が変化することで人のストレス耐性が強くなるともされています。
日本での高齢層の方が長寿になっている事の要因の一つともされており、反対に若年層の病気の増加やストレス耐性の低下にもつながっていると研究で出ているそうです。
乗り物の発展により時間効率が良くなっていく反面、このような問題が出ていることが今の社会では大きな問題となっています。
これを読んで少しでも歩いていただけたらと思います。