こんにちは!
そろそろ、花粉も飛びはじめる時期ですね。アレルギーがあると目がかゆくなったりくしゃみが出たりと大変ですよね。
涙が止まらなくなったり・・・
今回は、自分もどうにかしたい!という思いからのアレルギー疾患と東洋医学というお話し。
☆アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、近年増加している現代病です。
原因はいろいろ考えられますが、住宅の密閉度が上がったり様々な化学物質の影響、
衛生度が非常に上がっている事も却って原因として考えられるようです。異物に敏感になってしまっている。
先ずは原因物質を取り除くのが大事ですが、マスクやめがね、空気清浄機等を使っても限界はあります。
そこで西洋医学では、抗アレルギー剤や気管支拡張剤、ステロイド剤などによって治療しますが、症状が緩和するだけで体の根本の状態が改善するわけじゃなく、治療は長期間に及ぶのが現状です。
そもそも、アレルギー反応とは、
体を取り巻く環境の変化に対応する働きや外から侵入するものを阻止する働きが、異常に反応してしまう現象です。
東洋医学では、外部から身を守る働きは”肺”が担うとされているので、アレルギー疾患が起きている病位は肺であると定義します。
アレルギー性鼻炎は鼻、気管支喘息は呼吸、アトピー性皮膚炎は皮膚に症状が出ますが、肺は、鼻、呼吸、皮膚のいずれにも関係しています。
肺の機能として、外敵を外に追い返して体を守るというものがあります。
その防衛機能によって”気”が外に瞬発的に向かうとクシャミや咳に、”津液”が外に向かうと鼻水や涙などの分泌液に、”気、血、津液”が軽度に滞ると痒みに、”血や熱”が表層に過剰に集まると発赤や充血になります。
このような防衛機能の過剰反応がアレルギー疾患の原因です。
これらを改善するにあたって、東洋医学では、
*天柱
*大椎
*曲池
*水分
といった経穴を刺激します。
大椎はアレルギー全般に効く経穴であり、天柱は鼻の諸症状、頭痛、肩凝りに効果があります。
アトピー性皮膚炎など皮膚に炎症がある場合は、曲池を刺激するといいでしょう。
曲池は熱を冷まし、皮膚や粘膜の痒みを抑える効果があります。
水分は体の内部から皮膚の状態を改善する経穴です。
アレルギー疾患で薬ばっかりでしんどい!という貴方!
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