月見山駅からすぐのにこり整体整骨院です。
皆さんは定期的な運動はできていますか?
運動したいけど何が自分に向いているかわからないですよね。
そうこうしていたら運動を始めるきっかけを失い、結局出来ずじまいの人もいるのではないでしょうか?
皆さんの中には私は定期的に運動していますというかたもいらっしゃるかと思います。
ただ、果たしてその運動は適切な程度で行えていますか?
運動をしないことは体にとって悪影響になりやすいのはもちろんですが、だからといってやり過ぎもよくありません。
他にも、運動をする目的や理由もなしになんとなくしているのもよくありません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まずはじめに大事になってくるのが、運動をする目的があるかどうかです。
目的といっても大層なものではありません。
ただ、痩せたい・運動不足だからするといった単純に思われるかもしれない目的でも十分です。
そういった目的を持つことで、ただ運動するだけよりも体の細胞がその目的に向かい体を変化していくので目的意識をしっかりもっておくことは重要になります。
なぜこのようなお話をしようと考えたかというと、整体院に通っていただくにあたり、なんとなく通っているのであったり、ただ先生から言われたから来てるといったことをよく耳にするからなんです。
今、自身の体がどの状態にあり、どのようにしていかないと目標となる状態までどうしないといけないのかを自分自身が理解・納得していかないと施術を受けてもらう効果は落ちてしまいます。
例えば、肩が動きにくいとします。肩の状態を日常生活で困らないようにしたいという目標を持っているとしましょう。
もしこのときに担当する先生がろくに話も聞かずに「わかりました。」と言って肩をほぐしたり動かしたりしたら皆さんはどう思うでしょうか?
「流石、先生だからすぐに原因がわかって治療してくれるのだなぁ」と安心出来るでしょうか?
正直、私が患者であれば「何をされるのだろう。怖いなぁ」と考えるでしょう。
そのような考え方を持っていた場合、体は警戒し、攻撃されないように防御しようとして力が入ってしまいます。
すると、施術に対しても力を入れて抵抗してしまうので施術自体の効果は落ちるでしょう。
先に述べていた目的がないというのとは異なるかもしれないですが、治療家と受け手側の治療の方向性が異なっている場合、言葉では同じように感じても、実際には内容が異なってしまうと目的がないことと同じになってしまいます。
逆に、先生が誰が・いつ・なにが・どこで・どのようにして・なぜ(この質問は5W1Hといって相手の状況理解をするための質問になります。それぞれの英語にした時の頭文字をとっています。)を伺ってくれたらどうでしょう?
その上で患者自身に起こっている状況を少しでも理解してくれて、さらにはこの先どうしていけば良いかを先生側が提示したとします。
そうすれば、患者様側に治療を受ける目的ができますし、何をされているのかも理解できます。
施術の内容も「自分が治るためには必要」だと納得できた状態になるので、施術に対しての抵抗はほとんどなくなり、治療の効果も高まります。
今回は治療の場面を挙げて説明しましたが、これは日常のあらゆる場面でも当てはまります。
喉が乾いたり・飲みたいと感じてもいないのに飲み物は飲みたくないですよね(笑)。
求めてもいないことに対しては体は防御するために抵抗しますので最悪の場合は今ある症状)状況の悪化を招きます。
運動に話を戻すと、目的がない場合では怪我をするリスクを高めることにもなります。
恥ずかしながら、私も学生時代に体育の準備運動が面倒でしたので手を抜いていました。
今考えると「怪我をしないため・今からやることが満足にできる状態をつくる」と目的をもっていれば真面目に取り組んでいたと思います。
ただ当時は、体育の流れの一貫としか考えていなかったので目的もなかったです。
このときには怪我はしなかったですが、集中力も欠いている状態ですので怪我のリスクは高かったでしょう。
患者さんに話を聞いたなかでもとりあえず走ってみたらギックリ腰になったとか、体を動かそうとストレッチしてみたら体を痛めたとかそんな話を耳にします。
これもなぜやるのか、どんなものが自分に合っているのかを把握しておくだけで危険リスクは減らせます。
いろいろ話しましたが、なんとなく行動してしまうことは日常で多いと思います。
なんとなく行動することが決して悪いことではなく、行動してから目的を定めても大丈夫です。
注意しないといけないのは自分の意志がないままに流されてしまうということです。
なんとなく啓発本のような言葉になってしまいました(笑)。
何が言いたいかというと意思を持つことが大事だということです。
当院は患者さんの状態を聞いて今後の流れの提案をさせていただき、ひとりひとりに合わせた対応をさせていただきます。